「ソーイングハサミ/貝印 ~こんなに切れるなんて!どこで売っているの?限定入荷で在庫限り!」
出会いから6年。
洋裁だけではなく、色々なシーンで使っている相棒です。貝印さんのご厚意で販売させていただくこととなりました!
このソーイングハサミ、身の回りのお店やネットで探してみてください。もともと輸出用で国内ではごく一部でしか販売されていないため、入手困難かと思います。
でも、何がそんなによいのでしょう?
1.ふつうの糸切ハサミよりもつかみやすくて疲れにくい!
一般的な糸切ハサミはグリップが小さめでずっと使っていると痛くなったり、疲れてきたりするのですが、このハサミの持ち手は文房具のはさみと同じくらいの大きさで、しかも、グリップがシリコンでできているため、あたりが柔らくて負担が少ないのです。
2.刃先の切れ味はもはや神!
洋裁バサミの命は「刃先」です。ノッチや合印もストレスなくスパッと切込みます。一度、経験すると他のものでは物足りなくなるでしょう。(ご使用の際にご自身の指を切らないように注意してくださいね)貝印さんの歴史と凄みが体験できますよ。
3.ミシン目をほどくときにも大活躍
ミシン目をほどく時にはリッパーを使用することが多いのですが、このハサミが あればリッパーいらず!何度も重ねて縫い硬くなってしまったミシン目も時間をかけずにほどいています。
4.活躍の場所は自由自在
このハサミ、本当によく切れるのです。だからといって、使い道が洋裁だけにとどまるものでもありません。小柄な娘は小ぶりなこのハサミが使いやすく、また、シリコングリップで優しいため日用ハサミとしても大活躍しています!日常の「切る」という作業すべてにこのハサミは活躍します。
本製品は次回の入荷が未定で在庫限りの販売が濃厚です。少しでも気になったらお早目のご購入がオススメです。
ご購入は「アナナのお店」へ
「使い捨ての時代はもう終わり」
【小学生のためのお裁縫10点セット】は私のオススメを集めたものです。
なぜ、これを企画したのか。
まずはきっかけからお話ししようと思います。
それぞれに作りたいものを心に秘め、
一歩を踏み出して洋裁教室に通い始める生徒さん。
多くのみなさんが、
「小学生の頃に家庭科の授業のために買いそろえた裁縫セット」か、
「成人したお子さんが残していった家庭科の裁縫セット」を持って来られます。
お家にあって、ほとんど使ってないし、まだ使えそうだからとのお話をよくうかがいます。
使わずにほっておくのはもったいないという気持ち、本当にその通りだと思います。
では、「子供向け裁縫セット」を使ってみて、生徒さん達の反応は?
「裁ちばさみ」-切れ味が悪くストレスがたまるので、買い替え!
「糸切はさみ」-「糸切り」って名前なのに糸がなかなか切れない(-_-;)
100円ショップのはさみの方がまし!
「待ち針」 -太くて長すぎるから、手に刺さってきて扱いにくい。
「針山」 -小さすぎて、待ち針が入りきらない。
洋裁をしたくてせっかく来ていただいているのに、パートナーである道具に足を引っ張られ、本来の楽しみにたどり着く前に疲れ切ってしまいました。行き着くところ、道具の大切さが身に沁み、使いやすいものを探すこととなるのです。
<「子供向け裁縫セット」って今のままでよいのか?という疑問>
切れすぎるとケガをしやすいという風に思い込んでいないでしょうか?
自分の経験に照らし合わせると、切れ味の悪い刃物を使うと余分な力が入り、むしろケガにつながることが多かったものです。
まだまだ不器用な子どもこそ、刃物の怖さを教えたうえで使わせれば、切れ味の良いはさみの方が安全なのではないかしら。
家庭科の裁縫授業が苦手な子が多いのは、うちの生徒さんみたいに良い道具に恵まれていなかったからでは?
道具の正しい使い方を知らないからでは?
家庭科の授業を受ける子どもが裁縫にもっと興味をもって、好きになってほしい!
でも、この道具では楽しさまでにたどりつかない。
ならば、私がやるしかない。
こうして、プロの手仕事を支える仲間たちのセレクトがはじまりました。
私の納得する「家庭科用のお道具セット」を作ってやる!!と意気込んでいました。
<とうとうその時がきた>
うちにはやんちゃなひとり娘がいますが、同年代の子よりも体つきが小さく、年齢より2~3年下に見られますが、来年はついに家庭科が始まります。この小柄な娘が持つことを想定したセレクトが始まりました。
1.「裁ちばさみ」
小学生にわたしのイチ押し「庄三郎」を持たせるのは、ちょっと気が引けます。ステンレスで使いやすいものがないかと、探しあてたのが「S6-1裁断ばさみ21cm(左右共通)【ソーライン<日本製>】」です。
右利き左利きを選ばないこのはさみは、刃物で有名な岐阜県関市で作られたものです。品質に間違いなし!と私のアンテナが働きました。
家庭科用としては少々お値段が張りますが、中学校を卒業しても、成人しても、結婚しても使えると思えば、むしろお安いのではないかと思います。
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「30cm・50cm洋裁定規 デラックス/すみれマーク ~ここからはじまります」
30年ほど前、デザイン学校入校時に配られるお道具セットに入っていました。
少々、お値段がはるのでやすい定規を試してみたのですが、これ以上のものに出会えません。
洋裁専用の定規は薄くて柔らかいのをご存じでしょうか?
普通の定規を使ってパターンを引くのとではそのはかどり方は比べ物になりません。
また、型紙に生きる正確な線が作りたいモノへとつながっていきます。
何事も基本は大事ですが、何者にも染まっていない初心者の方こそ、基礎の形を身につけるために良いものを使ってください。
この「すみれマーク」は、文化服装学園オリジナル商品です。
洋裁定規は他でも販売されていますが、すみれマークの使い心地をしのぐものにいまだ出会っていません。
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「カーブ定規(アームホールスケール)/ADM ~気が付けば、そこに」
特別な出会いではなかったけれど、気づいたときには愛用していました。
アームホール、袖山、衿ぐりなど思い描いているカーブをささっと書くことができます。
市販型紙のトレース時にも大活躍。カーブ定規を1枚は持っていてください。
恩師考案のものや他メーカーのものも使ってみましたが、これが一番です。
当たり前のように居場所を確保したコイツに脱帽です。
「裁ちばさみ22cm/庄三郎 ~こよなく愛して20年」
アパレル時代にお世話になった先輩パタンナーおすすめの裁ちばさみです。「22cm」というサイズは小ぶりですが、女性にとっては使いやすく、お道具箱への収まりも良いなど、品質とお値段のバランスが取れた逸品です。
庄三郎のはさみはハガネでできています!使った分だけ傷みますが、それを元のように直すこともできます。
<長いお付き合いの秘訣は?>
1.刃は研ぎ直しましょう!
2.紙は切るのは絶対にNG!
3.水分もNG!スチームアイロンの近くで使わないでください。
4.衝撃で刃やネジが緩んだら、お手入れを。ほっておいたら歪んで切れなくなります。
以上のことを守って、大切に長くお付き合いくださいね。
「マグネット・ウエイト 愛用歴3年」
キャンディが入っていた缶に粘土を入れ、磁石を仕込み、重り&針置きを教室の生徒さんが自作されていました。「おっこれは!待ち針をいちいち針山に差し戻す手間がない素晴らしいアイデア品だ!」と感心していたところに出会ったこのマグネットウエイト。
重りとして販売されていますが、アトリエでは針置きとして大活躍しています。ミシンのそばに1個。テーブルに1個。それぞれ配置してあります。
外した待ち針をマグネットウエイト目がけて放り投げるだけ、あとは磁力で引き寄せてくれるという、横着な私を手助けしてくれる優れものです。
「リトルハウス ビン入り待ち針 ~絶妙なバランス」
学生時代・アパレル勤務時代を通じて、シルクピンを待ち針として使っていました。実はこのシルクピン、細さも長さも選べるため、試していくうちに私好みのものがどういうものかがわかっていきました。
その後、教室を開校した際に一転して思い立ち、普通の待ち針を使ってみましたが、やはりムダに長くて手指に刺さったり、ミシンを使うときに邪魔になったりしました。
やっぱり今までのようにシルクピンを使おうかなと思っていた矢先に出会ったのがこの待ち針です。
針の部分の長さと太さのバランスが絶妙で使いやすい!色々なメーカーを試してきましたが、これ以上のものに出会っていません。 それから10年の月日がたっています。
「製図用シャープペンシル0.5/STAEDTLER(ステッドラー) ~プロの景色が見たくて背伸びしました」
「かっこいい!」10代最後にプロっぽい雰囲気を味わいたくて購入しました。
型紙を引くなら製図用のシャープペン。
芯折れも少なく、定規にすいつく。
先が細いので細かい部分にも目が届きやすい。
やはりプロの道具は仕事がしやすくストレスフリーなのです。
初心者の方こそ、使いやすい道具を使って基礎を身につけましょう。
「MONO消しゴム ~みなさんもご存じですよね」
消しゴムは「MONO」
ほかにも良い製品はありますが、MONOから浮気ができません。
軽くこすっても、消え残りが少ない。
こちらもストレスフリーです。
「メンディングテープ18mmX16.5mテープカッター付き/スコッチ ~色々試したけれど」
問題:型紙同士を張り合わせるのに何を使おう?
1.セロテープ
貼った部分が時間の経過とともに縮んで、用紙にしわがよります。
2.両面テープ
厚みが出て扱いにくくなります。また、テープ部分に待ち針を刺すと、待ち針にノリがついてベトベトになります。
3.ノリ
用紙が湿り気で反って、まっすぐきれいに貼れません。
4.メンディングテープ
1~3のデメリットがなく、とても使いやすいですよ。幅は18mmが経験上使いやすかったのでオススメです。
答え: 4
「細工カッター/NTまたはOLFA ~さあ、はじめよう!」
デザイン学校入学時のお道具セットに入っていました。それ以来のお付き合いですから長いですよ。
型紙をカットする時にほとんどはさみは使いません。はさみでは線を正確に切りにくいからです。
定規をあてたり、フリーハンドで使ったり、細かい作業が多いのですが、これは先が細長くなっているので小回りが利きます。
一般的なカッターと使い比べてみるとその良さがわかります。
「ローターカッターL型45mm/OLFA ~中毒にご注意!」
私の考えるメリット・デメリットは次の通りです。
メリット
1.長くて切りにくい直線も綺麗に切れます。
2.裏地や芯地やシフォンなどの柔らかいものもヨレることなくカットできます。
3.慣れると手軽に素早く裁断できます。
デメリット
1.鋭利な刃物なので軽く肌に合っただけでもスパッと切れてしまうため注意が必要
2.切れ味が落ちやすいのでこまめな刃の取り替えが必要
3.あまりに使いやすく、裁ちばさみを使わなくなってしまうこと
これに使い慣れた生徒さんは、ロータリーカッターと「S1-2の糸切はさみ」だけで裁断を完結させてしまいます。そのため、裁ちばさみの出番が減ったとよくお聞きします。
洋裁には裁ちばさみの技術も必要なため、初めて教室に来た方には、ロータリーカッターのことを秘密にしています。裁ちばさみも使ってくださいね~♬
「ロータリーカッター45mm替刃1枚入り/貝印 ~100年の積み重ね」
ロータリーカッターの刃はとても薄く、また繊細です。
ほんの少し待ち針に当たったり、また、定規を削ったりするだけで切れなくなります。
刃を変える頻度がかなり多いので、なるべくお値打ちに用意したいところですが、刃の寿命は値段相応となり、安いものはすぐに取り変えることとなります。
「S1-2のソーイングばさみ」でご紹介した貝印。
刃物に費やした時間は明治以来100年以上。
その出来ばえは耐久性が非常に高く、切れ味も抜群なためストレスフリー!
お手元の替刃ストックが底をつきましたら、一度こちらの刃を試してはいかがですか。
「オムニグリッド15cmX60cm(裁断用定規・洋裁定規・パッチワーク) ~想像してみてください」
元来、パッチワーク用の定規です。パッチワークはやらないので、どのように使うのかわかりませんが、わたしは用途をしばりません。
アトリエではバイヤステープや細長い物を裁断するときに使います。
どのように使うか。
斜め45度の線に生地の地の目を合わせ、このオムニグリッドの上に重りを数個置いて固定します。そして、ロータリーカッターで一気にカットします。面倒なバイヤステープの裁断が、あっという間に、しかも、正確に仕上がります。
適度に大きく重さもあるので、身頃などを裁断する際の重りの代わりも担ってくれます。 ねっ!使い方を知らなくても、こんなに使えますよ!活躍する場面はいろいろです。あなたの使い方もおしえていただけないでしょうか?
「こだわりの製図道具4点セット(シャープペン0.5/消しゴム/メンディングテープ/細工カッター) ~型紙を引くならまずはコレ・その2」
作るものを決めたら型紙だ。
小気味よく線を引いて、間違えたらきれいに消して、と。
さっと切り出し、ペタッと貼ってでき上り!
講師自信が愛着を持って使っている道具をセットにしました。
自信を持ってオススメできる間違いのない4点です。
「裁断用スペシャル5点セット(ロータリーカッター/替刃/オムニグリッド/重り2個) ~手早く切りたい方へ」
ほとんどの裁断がこれで終わってしまう名チーム
実は助っ人にもう一人いるのですが…
その名と実力は ⇓⇓ に。
講師自身が愛着を持って使用している道具をセットにしました。
お手元にあって間違いない裁断用スペシャル5点セットです。
助っ人の名前は『カッター定規/無印良品』です。無印良品さんの商品で仕入れができませんので、ご紹介だけいたします。
お気に入りの点
・金属部分を含めた方眼になっていること
・適度な巾と長さと重さが、パターン用紙上で取り回しやすいこと
・滑り止めが適度にあること(滑り止めが利きすぎるとかえって使いにくいのです)
直接にご提供はできませんが、私は重宝していますので、一度、店舗等でご覧ください。
「PETカッティング定規スベリ止め付・30cm」